移動体通信

移動体通信

電話回線において、コードレス電話と同様にマルチチャネルアクセス無線技術を使ったものに移動体通信があります。移動体通信は、かけ手もしくは受け手、あるいは両方の端末の移動ができ、通信線路に接続されておらず固定無線局でない電気通信のことを指します。業務無線や第三者無線、特定小電力無線、アマチュア無線、市民バンドなども移動体通信と似た電気通信形態を呈していますが、NTTドコモやau、ソフトバンクなどに代表される一般消費者にも利用される移動体通信サービスにおいての電気通信のみを移動体通信と呼ぶ場合もあり、厳密な定義はありません。

移動体通信は、通常の固定電話による通信とは異なり、地域状況の影響を強く受けます。例えば、大晦日に参拝人の多い神社でメールをしても大抵相手に届きません。その場所で、電波利用が非常に集中しているからです。また、そういったように電波を多く使われる地域や発展途上国、人口密度が低く、基地局のサービスエリア拡大が経済的に望ましい地域、利用者密度が高く、周波数利用の効率向上が望ましい地域などがあるので、その地域ごとに合わせた技術、サービスの導入が必要になっています。

また他の諸通信のように、国際基準の確立を目指していますが、複数の標準が並立していて実現には至っていません。

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