電話回線のVoIP

電話回線のVoIP

電話回線において利用される技術でVoIP(ボイス オーバー インターネット プロトコル)と呼ばれるものがあります。これはさまざまなデジタルデータへの変換(符号化方式)により、音声を符号化、または圧縮してパケット変換したものをIP(インターネットプロトコル)のネットワークにより伝送するものです。これを利用した電話サービスをIP電話といい、アナログ回線と区別されます。

VoIPはもともとデータ通信網、伝送路、交換設備の共用を目指して開発され、過去にVoFRという技術がありましたが、専用のIP加入者網がないときに内線利用の電話として普及したもののIP網が発達していくごとに撤去されていきました。また、VoAという技術もあり、電話交換機のパケット通信、リアルタイム通信を多重化する目的で開発されました。その特徴から、携帯電話や固定電話などの公衆交換電話網で使われています。

そして、VoIPの技術が1990年代後半に、スピーカー・マイクロフォンや「スカイプ」のようにパソコンにソフトをインストールし、マイクを接続して通話するインターネット電話として登場しましたが、当初は従来の電話よりも通話品質がかなり低いものでした。2000年になり、IP網が発達し、QoS機能により品質が上がると、専用機器が開発され公衆網への発信、公衆網からの着信が可能になりました。

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